2013年12月9日月曜日

学生で障害者になった後の7年間

本記事は「はぐれ学生Advent Calendar 2013」 http://www.adventar.org/calendars/131 という企画のひとつです。

これから就職活動をする障害者や学生に対して実用性皆無です。
こんな生き方でも社会で生息できているサンプルにでもしてください。


自己紹介と体調状態
・年齢
 20代後半
・容姿
 ウエストがメタボリックシンドローム
・障害
 頚椎骨折及び頚椎損傷による四肢体幹機能障害。頚椎の損傷部位はC6-7
 わかりやすくいうと、首の骨を折って、神経傷つけて、下半身麻痺で車椅子で生活。
 障害者になって七年目程度。

はぐれたきっかけと近況
なんかいろいろあって大学三年次で首の骨を折って障害者になった。
そこから入院とリハビリを1年と半年間程して、実家で生活を開始。
その間は大学は休学。半年後くらいに体調と経済的な事由から自主退学。
今はそこそこお固い職場の年契約の事務職員。現在、四年目。
そろそろ戦力外通知がくるんじゃないかとビビリながら働いてます。

大学時代
大学を選んだ理由
・東京都内であること。
・国立で学費が安いこと。
・自分の成績と得意分野が理系だから、とりあえず工学部で。
・科研費等の採択がある程度の学部で教育・研究に充分な
 資金が提供されていること。

大学での生活
サークル入って、友達作って、バイトして、勉強して、試験受けて、
成績は上の下くらい。学費免除を受けれる位には成績優秀者。
どこにでもいる優等生。あと、せっかく田舎から都会へでてきて
一旗あげようと考えるくらいには野心的。具体的には大学院まで
学費免除で進学しつつ、東証一部上場企業に就職して、総合職に
ついてエリートコース一直線だぜ、てなことを考えて日々生活して
たら、障害者になった。



障害者になった後
病院で長いリハビリ終わった後、大学退学して、実家で生活しつつ、
通所のデイサービス施設に通いつつ、日常生活(ADLという)の向上をはかる。
具体的には食事・排泄・入浴・衣類の着脱・車の運転等。
それと並行して就職活動を開始。民間会社・公的機関は全滅。
最終的に大学入学の際にとてもお世話になった担任の先生の口利きで
今の職業につく。


最後に
障害者として七年間体験して感じたことは社会の中で生きていれば
機会にめぐり会える』ということです。引き篭もりダメ絶対。家族・友人・
先生・同僚・知人・他人など社会生活の中で生きてきた人たちの繋がりを
大切にしてください。

ここまで読んで下さりありがとうございました。